在宅太り脱出!代謝アップ「ストレッチ」のコツ

たるんだ身体がじわじわ変わる

短時間でできる、やせやすい体質へ改善するための簡単なストレッチエクササイズを紹介(写真:kou/PIXTA) 
体を柔らかくするストレッチは、ケガを防いだり血行をよくしてくれる効果があります。「それに加えて、やせる効果もあれば……」という欲張りな願いをかなえてくれるのが、全国で新体操やチアリーダー、有名プロフィギュアスケーターの指導も行うストレッチデザインの村山巧氏です。
筋トレの要素を含んだ「脳科学アプローチ」と「筋膜リリース」という2つの科学的アプローチを掛け合わせた村山氏独自の手法は、筋力強化の効果と新陳代謝のアップなどによって、やせやすい体質への改善が期待できるそう。その詳しいやり方を教えてもらいました。

ながらストレッチでやせやすい体質に変身

みなさまからよく受ける質問の1つに「ストレッチでやせますか?」というものがあります。

基本的には、ストレッチだけで直接的にやせる効果は期待できません。「筋肉の柔軟性と基礎代謝量には相関関係がない」とされており、ストレッチ自体の運動強度は高くありませんし、ジョギングやエアロビクスのような有酸素運動に比べると消費カロリーは少ないからです(参考データ:国立健康・栄養研究所「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」)。

もっとも、直接的な痩身効果はないものの、ストレッチにより各関節の可動域が広がることで動きやすくなるため、体の動きが大きくなります。結果として、あまり意識しなくても生活の中での運動量が自然と増え、代謝が上がるためにやせるという副次的な効果は期待できます。

また、ストレッチで筋膜や筋肉の柔軟性を高めることにより血液の流れが改善されますので、普段どおりの生活をしていても血行や新陳代謝がよくなります。

さらに、私のストレッチは、「PNF(脳科学)」×「筋膜リリース」の2つの科学的アプローチを掛け合わせた新しい手法です。

もともとリハビリの世界で発達した筋コンディショニングの手法であるPNFをベースとした「脳科学アプローチ」は、筋トレの要素を含んでいます。ストレッチが目的ですので、力を加える時間は2秒間しかないため、積極的に筋肥大につながることはありませんが、少なからず筋力強化の効果があるので基礎代謝量を上げ、やせる効果があるといえるでしょう。

今回は、代謝がよくなり、やせやすい体質に変身するための簡単なストレッチエクササイズを紹介します。

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