在宅太り脱出!代謝アップ「ストレッチ」のコツ たるんだ身体がじわじわ変わる

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次にご紹介するエクササイズの動き自体は簡単なのですが、体験された方からは全身がポカポカして血行がよくなっているのを感じる、と好評です。簡単な動きですのでテレビやスマホを見ながら気軽に取り組んでください。

短時間のエクササイズで高い効果を上げるにはとくに大きな筋肉を動かし、血行をよくするのが効果的ですので、ここでは体の中でも大きい筋肉である、大腿四頭筋(ももの前面)・大殿筋・大胸筋を取り上げます。

2秒抵抗して2秒脱力する

まずは、大腿四頭筋に脳科学の観点でアプローチします。

『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』(かんき出版)
書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

脳科学アプローチでは、①短時間負荷をかけて抵抗し、②脱力する、という動きが特徴です。1、2で息を止めて力を入れる、3で大きく息を吐いて脱力、をリズミカルに繰り返します。「イチニ、サーン」と覚えてください。

<やせる体質に改善する脳科学アプローチ>

① 写真のように片足を後ろに伸ばしてひざから下の部分で床を押します。後ろ足で壁を2秒押します。その作用で上半身が少し持ち上がります。

② 脱力すると体が沈みます。2秒の脱力のあと、前足を少し前に出して同じ動作を3回行います。

(画像:『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』より)

続いて、大殿筋をストレッチします。

① 仰向けでひざを曲げ、足首をつかんで上体に引き寄せ、お尻の力で2秒抵抗します。

② お尻だけを脱力します。3回繰り返します。

(画像:『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』より)
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