「自粛のコロナ太り」解消!自宅で痩せる3習慣 「座り方、ながら運動…」簡単にできる!

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3つ目は、お腹と背中がくっつくようなイメージで、下腹を凹ませる「ドローイン」です。

【3】いつでもどこでも「ドローイン」

お腹を引っ込めたままで、呼吸は普段と変わりなく行います。お腹が気になって呼吸が止まったり、浅くなったりしがちですが、普段と変わりない呼吸になるように気をつけましょう。また、そのときは背筋を伸ばした「いい姿勢」をキープしてください。

出典:『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』

たったこれだけのことですが、「体幹(インナーマッスル)」を鍛え、お腹ぽっこりを解消してくれる強力なエクササイズです。立っていても座っていても、いつでもどこでもできるのが「ドローイン」のいいところです。

私は、「いつも周囲の人に、自分のお腹を見られている!」という緊張感をもって、普段から意識して行っています。歩きながら行ってもOKなので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。

「小さな積み重ね」で「コロナ太り」に勝つ!

内臓脂肪の蓄積を防ぐには、食べすぎないことが最も重要ではありますが、運動習慣も欠かすことはできません。毎日の生活習慣、一つひとつはとてもシンプルなことですが、やるとやらないでは大違い。「小さなことの積み重ね」が、後々の結果にとても重要な意味を持つのです。

今までの生活習慣を「変える」わけですから、少々の節制は必要になります。誰でも自分が慣れ親しんだ習慣を変えるのはつらいものです。でもそのままでは一生「お腹太り」から逃れることはできません

だから、最初は「ちょっとだけ」ガマンしてください。でも、これも続けるうちにガマンがガマンでなくなり、「習慣」になってきます。そうなったら、しめたものです。

「ステイホーム」を呼びかけている今、「運動ができない状態」でもダイエットを諦めることはありません。今こそダイエットのチャンスと考えて、「コロナ太り」を解消しましょう!

「見た目」も若返れば、気持ちも前向きになるものです。ぜひ内臓脂肪を落とし、筋力を強化して「コロナ太り」にもコロナウイルスにも勝って「健康な体と心」を一気に手に入れてください。

池谷 敏郎 医学博士/池谷医院院長

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いけたに としろう / Toshiro Iketani

1962年、東京都生まれ。医療法人社団池谷医院院長。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、医療法人社団池谷医院理事長兼院長に就任。専門は内科、循環器科。現在も臨床現場に立つ。生活習慣病、血管・心臓などの循環器系のエキスパートとして、数々のテレビ出演、雑誌・新聞への寄稿、講演など多方面で活躍中。東京医科大学循環器内科客員講師、日本内科学会認定総合内科専門医、日本循環器学会循環器専門医。著書に『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』(三笠書房)、『「血管を鍛える」と超健康になる!』『血管の名医が教える15歳若返る習慣』(ともに知的生きかた文庫)などがある。

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