「自粛のコロナ太り」解消!自宅で痩せる3習慣 「座り方、ながら運動…」簡単にできる!
まず、1つ目は「いすに座るときは背もたれを使わない」ことです。
「かかとの上げ下げ運動」は血液循環の滞りを解消
オフィスワークなどで、日中は長時間座りっぱなしという人は多いと思います。しかし、長時間の座りっぱなしは血行を悪くして、肩こりや腰痛の原因となるばかりでなく、肥満や生活習慣病にもつながってしまいます。
オーストラリアの研究機関の調査では「座っている時間が、1日4時間未満の人たちと比べて、11時間以上の人たちは、死亡するリスクが40%も高まっていた」という報告があります。
長時間座っていると、背もたれをつい使ってしまいがちですが、人間の頭の重さは成人で約5キロ。ボウリングの球と同じくらいの重さになるので、姿勢の違いで体にかかる負担も大きく違います。
まっすぐに頭を支える姿勢なら、肩や背中全体で頭の重みを支えることができるので無理がありません。しかし、背もたれにもたれかかると頭が前方に出て、首と肩に大きな負担がかかってしまいます。少しでも「座りっぱなしの弊害」を減らすために、いすの背もたれには、なるべく寄りかからないようにして、「背筋をまっすぐに保つ」ことを心がけましょう。
このいすの座り方を利用して、猫背の解消の体操を紹介しましょう。ビルの5階を見上げるようにして上方を見上げ、両腕を斜め上に突き出します。次に、ボートを漕ぐように両肘を曲げながら握りこぶしを胸に引き寄せましょう。このとき、左右の肩甲骨を寄せ合うようにして「背中の谷間」ができるようにします。この運動を3回繰り返すと、猫背が解消されて姿勢がよくなります!
2つ目は職場や日常の中でできる「最も簡単な運動」です。それは「かかとの上げ下げ運動」です。台やテーブル、あるいは壁につかまって「ギュッとかかとを上げて、止めて、下ろす」だけの簡単な運動です。
ふくらはぎの血管は、重力に逆らって血液を心臓に送り返すために、ポンプのような働きをしています。この運動をすると、ふくらはぎの血管は圧迫と弛緩を繰り返すことになり、ポンプ機能が促進されます。
「かかとの上げ下げ運動」で下肢の筋肉を動かすことは、血液循環の滞りを解消するとともに、脂肪燃焼を促す効果も期待できます。
料理をしながら、テレビを見ながら、人を待ちながら、いつでもどこでもできます。
仕事中でも、立っているとき、コピーをとるときなどにやってみましょう。電車の中でも、吊り革につかまりながら行えばいいのです。
この運動は1日1~5分、3セットほど行うのが理想的です。ちょっとの隙間時間でできるので、気がついたときに少しずつやってみましょう。
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