「権力者に逆らう人間」が少数派である根本原因 「生存競争の手段」としては当然の選択である
本人が身に着けているものの中で、こだわりを持っていそうなアイテムを褒めましょう。
バッグ、ペン、ポケットチーフ、香水、髪型、靴、ストール、スーツ、ジャケットなど、何でもいいので、こだわりが見えるものを見つけて褒めましょう。権力者なら、服装や持ち物などに、人一倍こだわっているものがあるかもしれません。
「そのネクタイ、とてもお似合いですね! 僕もそういう柄のネクタイを買いたいと思っていたんです。どちらで買われたんですか?」
人間には承認欲求がありますし、自分のこだわりに気づいてもらえるのは、とても嬉しいもの。それが、なかなか普通は気づかないようなものなら、なおさらあなたの株が上がるはずです。
カリスマ添乗員から学ぶ「人を喜ばす技術」
ちなみに、そういうものが見つからないときでも、ポイントは同じです。日本旅行のカリスマ添乗員として、関西のテレビ番組でもおなじみの平田進也さんは、年間8億もの売り上げを叩き出す、軽妙な話術の達人として有名です。
そんな彼によると、トークのコツは、なんでもいいので相手の身に着けているものをはじめ、目についたものをとにかく褒めまくることだそうです。なんなら洋服のチャックでさえも「わあ、世界のYKKやないですか! さすがやわ!」のように褒めるそうです(笑)。人を喜ばせ、楽しませる天才だと思います。
仕事の基本はエンターテインメント。エンターテインメントとは、人を喜ばせることです。客を喜ばせ、ユーザーを喜ばせ、クライアントを喜ばせ、仕事仲間を喜ばせ、そして自分自身を喜ばす……。
そう、相手を喜ばせたいという「愛情」です。平田さんの「イジリ」には、つねに愛があります。愛のないイジリは、単なる侮辱になってしまいます。愛を持って好意的に接すれば、相手も好意を抱いてくれます。
相手に対する愛を、つねに忘れずにいきたいですね。
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