台湾人と中国人の考え方が天と地ほど違う訳 2020年の「中台関係」は波乱含みで推移する

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。筆者が台湾から帰国したのは13日月曜日の午後であった。成田空港から家に帰る途中、電車の中でフェアリーステークスとすばるステークスをネット経由少しだけ買ってみた。3000円浮いた。いやあ、旅の疲れが吹っ飛びましたなあ。勝ちはすべてを癒してくれるのである。

今週末(19日)は日経新春杯(京都競馬場、G2、芝2400メートル)が行われる。古馬のハンデ戦だが、過去10戦で4歳馬が7勝と、若い馬が活躍する重賞レースである。

日経新春杯は「女炎鵬的牝馬」メロディレーンから

となると、今年も4歳馬に目が向く。まずは昨年秋の菊花賞6着から直行するレッドジェニアルで、過去に京都競馬場で2勝しているので、これは順当なところ。

しかしこのレースには、菊花賞5着だった牝馬メロディーレーンも出走する。こちらは340キロ前後と超小型で、相撲取りで言えば炎鵬みたいなタイプである。斥量は49キロと、前走から4キロ減と恵まれている。どうせなら、こっちから狙ってみたい。

穴馬には5歳馬だが、過去に7戦しかしていないレッドレオンが面白い存在だ。2年前には、同様に6歳馬でもキャリアが少なかったパフォーマプロミスが勝っている。大事なのは年齢よりも鮮度、と心得たい。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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