佐藤ママが「幼児教育に英語は不要」とする理由 東大に4人合格させた主婦イチオシの習い事

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英語と同じく、2020年から小学校で必修化されるからでしょうか、プログラミング教室に通わせたほうがいいかと質問を受けることがあります。

私は、3歳児にプログラミング教育は必要ないと思っています。プログラミングの技術などは、年々進歩しています。3歳のときに習ったことは、小学校で習うときや10年後、20年後には明らかに古くなっています。

就学前は、いろいろなことに手を出すよりも、ひらがなの読み書きと1桁の計算をしっかりとできるようにすることのほうが大切です。

公文式を1歳から始める

ひらがなの読み書きと1桁の計算を身に付けるためのおすすめの習い事が公文式です。

私は子どもたちに幼児教育を受けさせたいと考えていたので、長男の首がすわった生後6カ月頃から、いろいろな幼児教育の教室を見学しました。そして長男が1歳の頃に、いちばんいいと感じた公文式を始めることにしました。科目は、国語と算数の2科目です。

早期教育の教室はほかにもたくさんありましたが、その中で公文式を選んだ理由は、レベルアップの仕方がいちばん細かく丁寧だったからです。また、プリントの大きさがほどよく、小さな子も喜ぶレイアウトだったことも理由の1つです。

「そんなに早い時期からやらせると、小学校の授業が面白くなくなるのでは?」とか「ひらがなの読み書きや計算は、小学校で教えてくれる」という意見もありますが、今は、小学校入学時に、ひらがなをすらすら書けるお子さんはかなり多いのです。

何十年も前には、「小学校に入学する前に自分のお名前はひらがなで書けるようにしておきましょう」と言っていましたが、今はそのようなことでは小学1年生の夏休み前に落ちこぼれてしまいます。小学校に入学早々、「自分はできない」と劣等感を抱かせてしまうと、子どもがかわいそうです。

教育の基本である「読み、書き、計算」を始めるのに、早すぎるということはありません。よくいう早すぎた弊害は、子どもの進み方をほかの子と比べて親が怒ったり厳しくしすぎたりして、子どもがやりたくないと泣き叫ぶということです。

早期教育をうまく進めるためには、子どものペースをつかんでその子のペースで進ませる余裕を親が持つことです。例えば、普通は3歳でできることをわが子ができないとき、6歳でできたらいいや、と考えましょう。「読み、書き、計算」は、6歳までにできたらいいので、なるべくゆっくり楽しくするためにも、2歳までには始めることをおすすめします。

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