佐藤ママが「幼児教育に英語は不要」とする理由

東大に4人合格させた主婦イチオシの習い事

子どもに日本語をしっかり身に付けさせるためのおすすめの習い事を紹介(写真:Fast&Slow/PIXTA) 
今年から小学校では、英語が正式な科目になり、プログラミングも必修化される。わが子の将来のために、家庭でも幼児期から英語教育やプログラミング教育をしたほうがいいのではと考える親が増え、そうしたスクールや習い事が活況を呈している。
しかし「4人の息子を東大理Ⅲに入れた母」としてその教育法に注目が集まり、『頭のいい子に育てる 3歳までに絶対やるべき幼児教育』(東洋経済新報社)を上梓した佐藤亮子氏は「やらせなくていい」と断言する。その理由と、「やらせるべき」おすすめの習い事を解説する。

まず日本語をしっかり学ぶことが英語上達の近道

早期の英語教育については賛否両論ありますが、私は必要ないと考えています。

『頭のいい子に育てる 3歳までに絶対やるべき幼児教育』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

日本語は、世界の中でみても特殊な言語です。日本語と英語とでは文字も文法もまったく違いますから、幼いときにはまず、母国語である日本語の読み、書き、聞く、話すといった能力をきちんと身に付けることが大切だと思います。日本語で深くものを考えて、読んだり、書いたり、話したりできるようになってから、英語を学ぶのが王道だと考えます。

確かに、ネイティブのようなきれいで流暢な発音には憧れます。しかし、結局は何を話すかが大切で、中身のないことをネイティブのように話しても相手にされません。やはり、話す内容が重要です。

特殊な環境にいない限り、日本で普通に暮らして英語を学ぶ場合、まず日本語の基礎を作り、日本語で深い思索をできるように育てるのが、使える英語を身に付けることにつながるのではないかと思います。

外国語を身に付けるのは確かになかなか大変です。しかし、小さいときに英語に重点をおくと、日本語を学び損なったりします。日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字を駆使した複雑な言語です。英語は得意だけど漢字が苦手という子もたくさんいます。大学入試改革でも、日本語の読解力が相当のレベルで必要だと言われています。そのため、まず日本語で人間の基礎を作り、英語を後で身に付けるのがいいと思います。

将来、受験を考えていて英語が心配な場合には、まずは日本語の読み書きなどをしっかりとやったうえで、それから英語の教室に通うといいでしょう。

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