佐藤ママが「幼児教育に英語は不要」とする理由 東大に4人合格させた主婦イチオシの習い事
乳幼児期にさせることは、勉強も遊びも、子ども自身が「楽しい!」と感じることがいちばん大切です。何かをさせるときには、始めやすいように心のハードルを低くしてあげましょう。
長男は1歳半頃から公文式の教室に通い始めました。しかし教室では楽しく過ごしているものの、当初、家ではまったくプリントをやりませんでした。昨日まで、遊んでいた子をつかまえて、今日から「はい! プリントを毎日5枚やってね」と言うのはかわいそうで、私は言えませんでした。
今までの家の生活や雰囲気になかったプリントというものを入り込ませることは、慎重にしないと非常に危険だと思った私は、長男の今までの生活に、じわじわとプリントを侵入させることを試みました、それは、「自分がプリントをやる」ことです。
長男にはまず、「先生から楽しそうなプリントをいただいたから、ママがしてみるね〜」と声をかけることから始めました。そして毎日、長男のそばで「すごく、面白いよ〜」と言いながら、私が鉛筆で棒線を引いたり○を書いたり、楽しくプリントをやり続けたのです。その姿を長男は興味津々で見ていました。
公文式をすすめるワケ
そして半年が過ぎた頃、「やってみない?」と聞いたところ、「やる〜」と言ってくれました。子どもがそう言ってくれるまで、じっと待つのがコツです。
最初は1枚やって、何週間かしたらもう1枚、とだんだん増えていきました。それで、やっと1年たった頃に、宿題をほぼ全部やるようになりました。もちろん毎日毎日きっちりやらせたわけではありません。やらない日があったり、やらない日が続いたりしたときもありました。
子どもがやる気になっていないのに、親が机に向かわせて無理やりさせると嫌になってしまいます。まずは親が楽しそうにして、子どもに興味を持たせてください。そしていったん、子どもが始めたら、大げさなくらいに褒めてあげましょう。子どもはお母さんに褒められるのが大好きです。とくに3歳ぐらいまでは褒めて、気持ちよく取り組めるようにしましょう。
公文式のいいところは、年齢や学年に関係なく自分のペースで進めることです。「できたら次に進む」というのは、達成感があるのでやる気が出ます。
わが家の子どもは、小学3年生の2月に中学受験塾・浜学園に入るときに公文式をやめましたが、算数が難しい灘中(灘中学校)、数学が難しい東大の入試に合格できたのは、幼い頃から公文式で計算力を鍛えたからだと思います。
しっかりと基礎学力をつけさせたいと思うのであれば、最初はお母さんが子どもの代わりにやってもいいので、早めに公文式を始めるといいでしょう。
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