
実際、ニュージーランドのゼスプリインターナショナル社をトップとして、各国では現地法人が販売戦略を立てている。日本ではゼスプリインターナショナルジャパン社が、独占的にゼスプリブランドのキウイの輸入から販売までの流通に加えマーケティングを担当している構造だ。
この点がほかのフルーツの流通・販売とは大きく異なっている。「フルーツの流通では一般的に、卸業者や輸入代理店が多くあるために価格競争で値崩れしやすい」(東京農業大学の佐藤和憲教授)。また、同じフルーツでも生産者によって数多くのブランドが乱立している。
ただ、ニュージーランド産のキウイフルーツに関しては、ブランドも輸入・販売業者もゼスプリ1社だけ。ほかのフルーツに比べて、まとまったマーケティング費用を、集中的に投下できるわけだ。そのため、「マーケティングにかけている予算は、ほかのフルーツ会社の中でも段違いに多い」と、日本法人の安斉一朗社長は説明する。
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