「モテ会話力」を”2階級特進”させる方法

初デートで「座る位置」の極意

女性は本能的に相手を吟味しようとする

しかし、この話には使用上の注意がついてきます。効力を発揮するのは主として男性に対してで、女性は戸惑うことが多々あることに気をつけましょう。

私がこの座り方の話を、たとえば婚活セミナーなどですると、面白いことに男女で反応が真っ二つに分かれます。「よくわかります」と納得する人が多いのは男性のほう。きっと、お見合いパーティなどで、初対面の女性と対面式で会話する気まずさをイヤというほど味わっているからでしょう。

一方、女性からは微妙な反応が返ってきます。「私は違うけど……」と言わんばかりに首を傾げる人がけっこういるのです。なぜでしょうか。それは女性にとって初デートやお見合いは、労使交渉のように真剣勝負モードを全開にする場だからです。

ある学者は次のように主張します。元来、女性にとって男性と親密になることは出産の可能性をはらむこと。だから人生を左右する一大事。そこで、親密になるまでのプロセスでは、さまざまな情報を集め十分に吟味したうえで、パートナーとしてふさわしいか判断する。この能力は進化の過程で養われ、本能として機能する女性の特性である、と説いています。

この学説が正しいかどうか定かでありませんが、女性が男性との初デートに臨むスタンスを説明するのに、筋のいいストーリーだと思います。実際ある調査によると、女性の4人に3人が初デートでは横並びやL字型より「面と向かった」座り方を好むと回答しています。その理由として、相手の表情やしぐさ、食べ方など、いろいろな反応が「見やすい」ことを挙げています。無意識のうちに、「相手を吟味したい」という本能が働くからでしょう。

しかし、初対面で大半の女性は対面式を好むからといって、勇ましくそれに応じても、苦手なものは苦手。緊張で「頬が引きつる」とか「目が泳ぐ」より、あるいは虚勢を張って「自慢話」をしてしまうよりは、抵抗感がないほうで相対したほうがはるかに得策と言えるでしょう。

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