学生が選ぶ「好印象の面接官がいる会社」の特徴 首位はJAL、じっくり話を聞く会社に高い評価

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東海旅客鉄道(JR東海、文系4ポイント、理系3ポイント)で目立つのは親身さ。面接官の傾聴力は高い。

「話を聞いてくれている感覚がある」(文系・旧帝大クラス)

「親身になって話を聞いてくれる」(文系・上位私立大)

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日立製作所(文系3ポイント、理系4ポイント)は日本を代表する企業だが、面接官は「褒める」「面白い」とウィットに富んでいる。

「褒めてくれる」(文系・上位私立大)

「面白い質問をされたから」(理系・旧帝大クラス)

「印象のよい面接官がいた会社」を紹介してきたが、今回のコメントを見ると、面接官には個性があり、品性、知性、鷹揚さ、優しさ、温かさとさまざまだ。

「話を聞いてくれる」かが重要

ただし、学生が好感する理由は「自分の話を聞いてくれているか」という傾聴力だ。面接は自分をアピールする場だから、当たり前と言えば当たり前だが、「聞いてくれない」企業があることの証明にもなっている。いい採用をするためには「誰を面接官に起用するか」がとても大事である。

佃 光博 HR総研ライター

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つくだ みつひろ / Mitsuhiro Tsukuda

編集プロダクション ビー・イー・シー代表取締役。HR総研(ProFuture)ライター。早稲田大学文学部卒。新聞社、出版社勤務を経て、1981年文化放送ブレーンに入社。技術系採用メディア「ELAN」創刊、編集長。1984年同社退社。 多くの採用ツール、ホームページ製作を手がけ、とくに理系メディアを得意とする。

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