61. 外宮は正式名「豊受大神宮」、農業、諸産業、衣食住の守護神である豊受大神が御祭神。
62. 外宮→内宮の順にお参りするのが基本とされている。
63. 伊勢神宮の社殿は唯一神明造と呼ばれる建築様式で檜の白木を用い高床式の穀倉から社殿形式に発展したもの。
64. 伊勢神宮では年間1500以上の祭事が行なわれている。
65. 伊勢神宮の神饌は自給自足が基本で米は神宮神田、野菜や果物は神宮御園で栽培され、塩も焼所製造される。
66. 出雲大社の御祭神は神話「因幡の白兎」の主人公・大国主命。七福神の大黒様としても知られる。
67. 旧暦10月は全国の神々が出雲に結集し神議りするといわれ、一般には「神無月」、出雲では「神在月」と呼ばれる。
68. 出雲大社の注連縄は全長13m、周囲9m、重さ5tで日本一の大きさ。しめ始めが左側からの「逆注連縄」である。
69. 出雲大社での参拝の作法は「二拝四拍手一拝」。さらに5月の例祭では八拍手でお参りする。
70. 日本中でとくに系列社の数が多い三大神社に数えられるのが、稲荷神社、八幡神社、天満宮(天神社)。
71. 全国に3万社以上ともいわれる稲荷神社の総本社は京都の伏見稲荷大社。711年の創建。
72. 稲荷神社の神様「お稲荷さん」の正式名は宇迦之御魂神という稲作・農業の神で、キツネはその使者。
73. 伏見稲荷大社は標高233mの稲荷山全体が信仰対象で、清少納言も「枕草子」にお山巡りの様子を綴っている。
八幡信仰と応神天皇
74. 全国に2万5000社以上ともいわれる八幡信仰発祥の総本社は大分県の宇佐神宮で725年創建。
75. 「八幡さま」と親しまれる八幡神社の御祭神は応神天皇(誉田別命)。中世には武神として武家の間で信仰を集めた。
76. 天満宮は平安時代の学者・政治家菅原道真公を祀る神社。天神社、菅原神社など合わせて全国に約1万2000社。
77. 天神信仰発祥の地である京都・北野の北野天満宮は947年の創建以来学問の神として信仰を集める。
78. 大阪府の住吉大社は全国2000社にのぼる住吉神社の総本社。住吉三神は航海の神、浄化の神として信仰された。
79. 長野県の諏訪大社を総本山とし、建御名方神を主祭神とする諏訪神社は全国に約5000社の広がりをもつ。
80. 全国に約3800社ある日吉神社、日枝神社、山王神社の祭神は大山咋神で別名「日吉神」「山王権現」。京都の松尾大社を総本山とする松尾信仰の祭神でもある。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら