行くしかない!運気が上がる「京都のお寺」3選 ディープに巡る、大人のパワースポット

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高雄山の中腹、長い石段を上った先にある神護寺。新時代の幕開けとともに京都のお寺に足を運んで心をリセットしてみませんか?(写真:leicahiroba / PIXTA)
超大型連休となった今年のゴールデンウィーク。たくさんの観光客が、日本を代表する観光地・京都を訪れる。宗教や信仰を日頃から意識する日本人は少ないとはいえ、緑まぶしい春の行楽シーズンともなれば、人々はいわば本能的にお寺参りに足を運ぶことも多いのではないだろうか。
この記事では、お寺と仏像をこよなく愛し、新刊『イラスト丸わかりガイド 日本の仏さまとお寺』を著した日本の仏とお寺研究会のお2人が、このゴールデンウィークの京都旅で行っておくべき「ご利益のある」お寺を独自の視点で厳選。そこに祭られている仏様のいわれなど、イラストを使いながら解説してもらった。

牛若丸が天狗と修行した場としても有名

注目パワースポット① 鞍馬寺と毘沙門天

京都屈指のパワースポットとして話題の鞍馬寺(くらまでら)。この寺には650万年前、金星から魔王サナートクマラが降り立ったとの伝承があり、牛若丸(源義経)が天狗と修行した場としても有名です。

本尊は、金星から来た護法魔王と毘沙門(びしゃもん)天、観音が三位一体となった「尊天」。尊天は60年に1度、開帳されます。毘沙門天は、770年に鑑真の弟子・鑑禎(がんてい)が夢のお告げに従い鞍馬山に祭った仏とされ、それが寺の始まりという説があります。

(絵:カワグチニラコ)
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