ミッツ・マングローブ「自分の価値の見つけ方」 「オネエキャラの主流」から外れて

「今の立ち位置」になったワケ
バラエティーにおいて「オネエキャラ」が欠かせない存在となって久しい。多種多様なタレントがしのぎを削るなか、ミッツ氏は「ご意見番」としての立ち位置を確立している。これまでの経歴を活かし、自身の戦略から生みだしたキャラクターのようにも思えるが、実は今のポジションに収まったのは「結果論」なのだという。
「私がバラエティー番組に出演するようになったのは、IKKOさんやはるな愛ちゃんのような『オネエキャラの王道』が出そろったあとのことです。愛想がよくって元気で、声が高いオネエキャラが多いから、ムスッとした声が低いオカマって、コントラスト的にとても目立ったのでしょう。
2000年以降、マツコさんという超危険球が出てきて、いきなり大ブレイクしました。『マツコさんみたいなオネエキャラ、TV的にもうひとり欲しいな』と制作サイドが考えていたところに、たまたま私に白羽の矢が立ったんですよ」
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