TV出演最多、新井恵理那を変えた「6人の先輩」 私を支えてくれる「かけがえのない言葉」

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今最も活躍しているアナウンサー・新井恵理那さん。彼女の仕事への思いとは?(写真:『八方美人』より)
今年の上半期、最もテレビに出演した女性タレントは誰かご存じだろうか。
「2019上半期タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター株式会社調べ)によると、女性部門ではフリーアナウンサーの新井恵理那さんが初めての首位になった。数年来トップだったハリセンボン・近藤春菜さんを抜いての堂々の結果だ。
平日朝の生放送「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)などのニュース番組から、バラエティ番組「所さんお届けモノです!」(TBS系)でのMCアシスタントまで、活躍の場を広げる新井さん。その仕事の極意とは? 著書『八方美人』より彼女が学んできたという大先輩たちの言葉について紹介する。

目指すべきアナウンサー像

「目標とするアナウンサーは誰ですか?」

「どんなアナウンサーを目指していますか?」

インタビューを受けると必ずと言っていいほど尋ねられる質問です。幼い頃から目標を定めるのが苦手だった私は、いまだに自分の目指すべきアナウンサー像を見つけられずにいます。

でも憧れの人は大勢います。それは、テレビという厳しい世界を生き抜いてこられた先輩方です。私が進むべき道に迷ったり悩んだりしたとき、いつも背中を押してくれたのは、先輩方にいただいた心強いアドバイスでした。

そのどれもが私にとってかけがえのない宝物ですが、中でも心に強く残っている言葉を紹介します。

「愛のないツッコミはダメだよ」(ふかわりょうさん)

アナウンサーになって3年目、情報番組「シューイチ」でふかわりょうさんと一緒に初めてロケをさせてもらったときのことです。番組プロデューサーから「ふかわさんをとにかくいじり倒して」と指示されたので、緊張しながら私なりに全力でいじり倒しました。ふかわさんの言葉尻を捉えて、容赦なくツッコミを入れていたのです。自分としてはきちんと役目は果たせたと感じていました。

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