空き家の維持費年25万円、相続した家の処理

3つの理由で急増、知っておきたい空き家問題

相続などで使わない空き家を持ってしまったら、どう対処すればよいのでしょうか?(写真:freeangle/PIXTA)

いま、日本では空き家が増え続けています。地方に限らず、近年は都市部でも「空き家問題」が深刻化し、特に1960~1980年代に開発された郊外の「ニュータウン」で空き家が目立つ状況です。そこで、不動産の専門家で空き家問題に詳しい牧野知弘先生に、空き家が増えている理由をお聞きしました。

全国的に増えている個人宅の空き家

下の図にある総務省が発表した「2018年住宅・土地統計調査結果の概要」を見ても分かるように、空き家は年々増え続けています。

当記事は「毎日が発見ネット」(運営:毎日が発見)の提供記事です

定期誌「毎日が発見」の読者アンケートでも、「子どもは別に世帯をもっています。将来、家をどうすればいいか……」「田舎の実家の処分で困っています。価格のこだわりはないのですが」「隣が空き家。ガス漏れや不審火が起きないか……、被害が心配です」という声が届き、皆さんの関心も高いと思います。

特に注目すべき点は、20年前よりも個人宅の空き家の割合が約10パーセントも増加している点です。「今後も空き家は増えていく傾向にあります。読者の皆さんは、いま住んでいる家や実家について、どのように活用したいかを考えておく必要があります」と牧野知弘先生は話します。

次ページなぜ空き家問題は起きる?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 育休世代 vs.専業主婦前提社会
  • 最新の週刊東洋経済
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日産・西川社長辞任の衝撃<br>ルノーとの対立が再燃も

株価連動型報酬を不正に上乗せして受け取っていた西川社長が辞任を発表した。対ルノーの防波堤だった同氏の退場は、日産の独立性を揺るがしかねない。ゴーン時代の有力な後継者候補が去り人材難の日産。次期社長の人選が将来を決める。