空き家の維持費年25万円、相続した家の処理 3つの理由で急増、知っておきたい空き家問題
■親の意向を聞いておくことが大切
親が亡くなって家に誰も住まなくなれば、実家は空き家になってしまいます。親が長年住んでいた家は、郊外の老朽化した木造一戸建てだったり、築年数の古いマンションなどが多く見られます。
定期誌「毎日が発見」の読者からも「兄弟間の意見がまとまらず、実家は3年間、空き家のままです」「実家を売却したときに兄ともめて、疎遠になってしまいました……」などの声が寄せられ、やはりいろいろと問題も多いようです。
維持費だけがかかり続ける
実家を相続しても、住まずに所有しているだけでは、下の図のように、税金や維持費だけがかかり続けます。人が住んでいないと家は傷みます。月に1度は換気をしたり、水道の水を流したりする必要があるため、次第に管理するのが負担になってくることが多いです。
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