2位は日本生命保険(389.7点)。財務は100点で、人材活用96.9点、環境97.3点、企業統治+社会性95.5点といずれも高い。以下、3位みずほフィナンシャルグループ(388.1点)、4位東京海上ホールディングス(387.8点)、5位第一生命ホールディングス(387.6点)と続く。
続いて未上場企業を対象にしたランキング。財務評価は行っていない。1位は富士ゼロックスで286.0点。人材活用91.8点、環境95.9点、企業統治+社会性98.3点と高得点。2007年から中国、韓国、日本でCSR調達を実施。2014年からはベトナムでもハイフォン工場の操業開始にあわせ実施するなど企業の社会的責任を強く意識して事業活動を行っている。
ボランティア組織「端数倶楽部」を通じて、社会福祉、文化・教育・国際、自然環境を活動分野として従業員の地域社会における各種ボランティア活動への参画を支援するなど社会貢献活動にも積極的だ。
以下、2位サントリーホールディングス(282.1点)、3位ダイハツ工業(271.8点)、4位トヨタ車体(270.4点)、5位カルソニックカンセイ(268.3点)と続く。
建設業の積水ハウスがトップ
水産・農林業/鉱業/建設業の1位は積水ハウス(553.5点)。部門別で環境97.3点、財務275.8点を中心に、人材活用86.6点、企業統治+社会性93.8点も高得点で総合でも14位。資材全般の調達で17年度から取引先評価に「CSR項目」を導入。住宅のネット・ゼロ・エネルギー化を進め、「環境配慮と顧客の健康長寿に貢献する住宅を提供」という社会課題解決をビジネスで実践している。
以下、2位大和ハウス工業(547.0点)、3位清水建設(541.1点)と続く。水産・農林業のランクインはなかった。
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