●新しい関係づくりのための「お父さんのエンターテイナー化」
日常の生活そのものをポジティブに楽しむという社会変化の中で、いまどきの父親は家庭や子育てにも積極的に参画しながらも、自分も捨てずに複数の顔をやりこなすという、バランス感覚を持ち合わせている。かつてキーワードとなった「免罪符消費」のように、家族との時間を確保できないが故に、特別な催しで家族の気を惹くのではなく、ありのままの日常の中で家族との関わりを創っていくというマインドに変化している。父親にとって、家族はサービスする対象から、楽しむ(エンターテイメント)対象へと変わりつつある。
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