母親たちの生活に、インターネットや携帯電話はなくてはならないものとなっていますが、その使われ方や態度は母親タイプによって違いがあります。
そうしたデジタル・ツールを通した情報活用全般に最も熱心なのはミーハー・ママとセレブ・ママ。ナチュラル・ママとやりくりママは必要なものを選別して利用しています。
以下、それぞれのタイプのデジタル活用のポイントと、効果的なアプローチのヒントをご紹介します。
料金を気にせず、情報も機能も使えるものはどんどん使うのがこのタイプの特徴。情報は「全方位で押さえていたい。」という欲求が、デジタル・ツールによる情報活用にも言えます。
ただし、このタイプは情報の「質」にもこだわりがあります。
セレブならではの、特別感のあるサービスで狙うことが有効です。
情報を得ること自体をエンタメとして楽しむミーハー・ママは、ケータイやメールが大好き。オンライン・ショッピングに最も熱心なのもこのタイプです。セレブ・ママと共に、デジタル情報のオピニオン・リーダー的存在になっています。
このタイプには、自ら探して、購入して、さらには楽しんで情報発信してもらえるような仕掛けを提供していきましょう。
情報を目的に応じて賢く使いこなすのがこのタイプ。莫大なインターネットや携帯電話に対しても、選別しながら、必要な情報や機能だけを使っていきたいと思っています。
したがって、派手な仕掛けよりも、じっくりと情報を伝えることが大切です。また、子供への良質な教育への意識も高いので、教育的な使い方も有効です。
家計のやりくりに熱心なこのタイプは、通信料への意識も高く、インターネットや携帯電話にはなるべくお金をかけたくないと思っています。その一方で、メリットがあれば使うことへの抵抗は減ります。
そこで、特典を付与したり、料金割引セールなど、お得なサービスを提供すると、積極的に利用してくれるでしょう。
何かにつけて消極的な脱力ママは、デジタル活用についても限定的。その活用度合いは平均程度で、他のタイプと比較して大きな特徴はありません。積極的に使いこなす気もありません。
このタイプを動かすことは容易ではありません。まずは単純で面倒くさくない仕組みを用意してあげることが必要です。
マッキャンエリクソンの独自調査システム、マッキャン・パルスなどから、今日の母親の思考、感情、ディマンドを探り、彼女たちのリアルな姿をあぶりだすことを目的としたプロジェクト。
2004年から毎年、調査結果を小冊子にまとめて公表しています。
http://www.mccann.co.jp/insights/realmothers/about.html
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