第1回 感情と内臓の関係:肝

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肝を癒す食材

次は、マッサージだけではなく、肝臓を癒す食についてご紹介しましょう。
 陰陽五行では、五臓の他に、五味、五色など様々なものがあります。肝は「酸」味、酸っぱい味ですね。そして色では「青」。食材にすると、緑黄色野菜、特に小松菜やほうれん草、また春にとれる野草が肝臓の疲れを癒してくれます。
 お酒を飲むなら、おつまみにほうれん草の胡麻和えや、三杯酢にしたワカメの酢の物。そして飲み過ぎた翌日のお味噌汁が特に良いでしょう。菜の花の辛し和え、ひじきの煮物、など日本に昔からある伝統食が、肝臓のパワーアップを助けてくれるのです。

このように、セルフチネイザンでは、マッサージで外からの刺激を、そしてお食事で内からの癒しを、提案しています。
 皆さんも、いつもの日常にセルフチネイザンを、そして陰陽五行を取り入れてみませんか? 半年後には、心身ともに充実した体質に生まれ変わっていることでしょう!
(撮影:浦川一憲)
 

Yuki (一社)日本たまよろセラピー協会 代表理事

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ゆき / Yuki

早稲田大学政治経済学部卒。業留学先のスペインで出会ったジプシーの生き方に衝撃を受ける。
外資系コンサルティング、外国州政府機関、PR代理店、 中米大使館、大手IT通信企業などに勤めながら、 自分が本当にやりたいことを探し、自分自身を模索する中で、 世界を旅する。旅をしながらヨーガ、 マクロビオティック、タイ式マッサージ、カウンセリング、チネイザン、 経絡法、タオ指圧、 アロマテラピーなどを習得。
30歳を機に独立。全ての智慧と技術を融合させた 「たまよろセラピー」を考案。
自分で自分を癒すセルフセラピーの大切さ、 素晴らしさを伝えるため たまよろ庵認定のホリスティックセラピストの養成に力を注ぐ。 空校で座学、チネイザンマスターコースで実践法を伝えている。「元気と健康は内臓から生まれる!」内臓美女育成塾を主宰。
著書に『一瞬で「ミラクル体質」に変わる本』(大和出版)、『キレイを呼ぶ 氣内臓(チネイザン)デトックスマッサージ』(KADOKAWA/メディアファクトリー)。
(一社)日本たまよろセラピー協会 http://www.tamayoro-therapy.com/
たまよろ庵 http://www.tamayoro.com/
 

 

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