前回からご紹介している「氣内臓療法」(チネイザン)。タイはチェンマイ生まれの気功療法ですが、もともとは古代道教(タオ)思想、そして陰陽五行に基づいています。
日本でも、古来から「心身一如」にあるように、こころとからだはひとつと考えられてきました。心=感情、そして身=内臓はつながっているのです。
心が病むと身体までおかしくなる。そんな経験をお持ちではないでしょうか?
飲み会、残業の末に・・・
4月は新入社員が入ってきたり、異動があって新しい部署になったりと、仕事に対する変化も多く非常に忙しい時期になります。そしてお花見や新入社員歓迎会など、飲み会も多くなる時期。
ついついビールを飲みすぎて、二日酔い。そして残業も増えてコーヒーを飲みすぎたり、デスクに忍ばせたチョコを食べ過ぎたりしていませんか?
忙しくて、時間に追われた生活をしていると「心(しん)」が疲れます。ダッシュで階段を駆け昇ったとき、ものすごい動悸、息切れがしますよね。心の疲労によって、身体的にはこの状態がずっと続いているのと同じ負担を強いられます。
陰陽五行では、五味というものがあります。五臓を補気する味わいがあると考えられているのです。
「心」を癒す味は「苦み」。コーヒーにビール、チョコに共通するのは苦みですよね。なので忙しい時ほど、これらを過食してしまうのです。
ついつい苦いものに手が出る生活をしてしまったら、心がお疲れのサイン。仕事のスケジュールの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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