何かにつけ不確実性の高い現代。一生安泰の仕事も、未来永劫つぶれない企業も存在しない。自分の仕事に明日があるのか――それをつねに考えておかないといけない時代だ。 この連載では、悩めるビジネスパーソンからのキャリア相談を募集。外資系金融、コンサル、ライブドア、企業再生コンサルなどを渡り歩き、数多くの業界やスタートアップに精通する塩野誠・経営共創基盤(IGPI)パートナーに、実践的なアドバイスをしてもらう。
ママ頼みの就活
寒いです。本当に寒い昨今ですが、みなさまお元気でしょうか? 筆者は心も体も弱いため、この寒さは厳しいものがあります。受験生、就活生のみなさま、寒いのとお腹が空いていると人はどんどん弱気になるものなので、どうか暖かくして未来を切り開いて行ってください。
就活生と言えば先日、筆者の何倍も賢い、何倍も稼いでいる20代の友人が「優秀なのにセンスない就職先の選択しちゃう人って、やっぱりセンスない人の気がする」と言っていました。
確かに筆者などから見ると、学生の方で、その人が絶対に向いていない企業や業界を選択する人を時々みます。特に親パワーは絶大で、20歳を過ぎて男性でも女性でも、ママに言われて就職先を選択する方が5割を超えると聞きます(ハッタリ総研調べ)。筆者もやはり新卒のときには何もわからなかったので、20代の方の就活も転職はうまくいってほしいと思っております。みなさま、寒いですが風邪など召されぬよう、頑張ってください。
そんな椿も凍える寒さの中、今回は27歳の客室乗務員として海外で暮らす方からの、今後はどのように企業を選択したらよいか、というご質問にお答えさせていただきます。
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