東京の空にドローンでテロは仕掛けられるのか 警察は現実に起こりうると捉えている

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だが、法の目を潜って、ドローンを禁止エリアで飛ばす例は後を絶たない。動画投稿サイトには2015年の航空法改正後も都心部で許可なしで飛行させている動画がいくつも投稿されている。

都心上空で堂々と違法撮影する外国人も

投稿者は日本人もいれば、外国人もいる。あるドイツ語を喋る外国人は、山手線のすぐ脇の路上からドローンを離陸させ、都心の上空から撮影、投稿動画にはスカイツリー、国技館が映っていた。動画の内容から違法な撮影であることは間違いない。

ドローンを都心の路上で回収する外国人(写真はYouTubeより)

また、別の若い外国人カップルはレインボーブリッジを望む東京湾岸エリアでやはり無許可撮影をしたが、その動画のタイトルは「危うく警察官に捕まりそうになった」だ(実際には警備員だったようだが)。

彼らからすれば、異国での無邪気な冒険心からくる行動なのかもしれないが、こうした撮影を野放しにすれば、いざテロリストがドローンを使って事を起こそうとしたときに人々が鈍感になってしまうおそれがある。

東京都心においてドローンを飛ばすのは厳しい制限がある。200グラム以上のドローンについては飛行禁止空域が航空法で決められている。空港周辺や150メートル以上の上空、そして国勢調査の結果による人口集中地区(DID)の上空だ。

ちなみに人口集中地区(DID)は「国土地理院 地理院地図」で見ることができるが、都心のほとんどがこのエリアに入っているのがわかる。前述の外国人たちが飛ばしたドローンは200グラム以上のものだった。

では200グラムに満たない小型の機体ならどこでも飛ばせるのか?

電気店では200グラム未満か、それ以上かの表示が

ドローンを販売している電気店などに行けば、商品が「200グラム未満」とそれ以上に分けて展示されている。だが、主要な商品のほとんどは、200グラムよりも大きい。展示コーナーに立ち寄れば、200グラム未満の機体のラインナップもあるが、手のひらに収まるような小さな機体であり、風の影響を受けやすいなどのデメリットがある。

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