ここに、結婚相談所の会員の特殊要因が加わります。面白い調査結果を紹介しましょう。質問は「相手に求める条件」で、結婚相談所の会員と一般の未婚者の回答を比較しています(経済産業省調べ、2006年)。
結果は、結婚相談所の会員のほうが一般の未婚者に比べて、「年齢」「年収」「学歴」など相手に求める条件がはるかにキツくなるという実態が明らかになりました。
たとえば、女性の場合、相手の年収の下限値を求める割合は2.3倍になり、相手の年齢を条件にする人が増える結果、「年は気にならない」という人は3分の1に激減します。
きっと、Y子のように“結婚相談所は最後の砦”と気合いが入り、高い料金を払うのだから少しでもよい相手を見つけたいと、肩に力が入りすぎるのでしょう。
婚活中の“草食系男子”へのアドバイス
婚活は「よりよい結婚相手を求めてする活動」という側面があるのは動かしがたい事実。結婚相談所のユーザーは特にその意識が強い。
結局、成婚率が10%しかないのは、利用者自身が望んだ(望ましくない)結果なのです。そして、婚活業者はもとより、婚活モードに入るとハードルがぐんと高くなってしまう利用者側の“不都合な事実”でもあるのです。
(追記)私は、冒頭の“婚活中の草食系男子(推定年齢35)”に対して、結婚相談所の成婚率を告げると共に、次のアドバイスをするでしょう。「もし、相手に対する条件を上げるなら、自分自身の魅力も上げるべきだよ」と。
では最後に、35歳以上の草食系男子の魅力を引き上げていただくために、とっておきの情報をお伝えしましょう。珠玉の過去記事リストです。新年の決意を新たにして、今年の目標を「結婚」としているすべての方に読んでいただきたいと思います。
●過去記事
・(全般)35歳を超えても、モテる男の3つの共通点
・(会話)なぜ福山雅治より、石田純一がモテるのか?
こちらも参考にしてください…
●青木一郎の公式HP
・「大人の魅力づくり、私がサポートします」40代専門の婚活サービス
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