「男性選び」が「中小型株投資」に似ている理由 婚活女子が「年収」より重視する結婚の条件
最近注目されているのは、企業に勤めながら自分で事業をしているようなパラレルワーカー、副業をしている人たちです。これは、「分散投資」的で、リスクも抑えられていて結構いいのではないかなと思います。
上記はあくまでも私の勝手なイメージで、もちろん職業だけで相手を判断することはないと思います。しかし、こういう風に男性を見ている女性は、少なくないでしょう。
気持ちより条件を追求しすぎて、婚活疲れする人も
さて、ここまで書いてきて、と言われそうですが、では、そんな婚活市場から抜け出して、旦那様とゴールインした女性たちは、本当に職業や年収で選んでいるのでしょうか。
実際、彼女たちに「彼のどんなところが好きか」その本音を聞いたところ、「話が合うから」、「物知りで勉強になるから」、「穏やかだから」という意外な答えが返ってきました。要は、彼女たちは職業や収入はある程度考慮するものの、結局、私の知る限りでは、それを第一に挙げる人はいなかったのです。
例えばスタイル抜群の長身美女の友達は、結婚前こそ「自分より身長の高い人」「クレジットカードを渡して自由に使わせてくれる人」と言っていましたが、実際に結婚した相手はなんと、自分より10センチ以上低く、中堅企業勤務で収入もそこまで高くない男性だったのです。当然、好きにクレジットカードなんて使わせてくれません。
話を聞いていると、ご飯を作ってくれたり、掃除もしっかりしてくれる。そのうえ、仕事帰りにはお土産を買ってきてくれるなど、とても優しいんだそうです。「うちの旦那、薄給なのー!」と半ば自虐気味に言う姿も、なんだか幸せそうでした。
結局、彼女が本当に求めていたものは、自分が口に出していたこととは違ったようです。一般的にいわれる収入や職業などは、表向きの条件として数値や固有名詞で設定しやすく、女性も口に出しやすいのです。しかし、それが本心ではなくても、いつしかその条件に縛られてしまう人が多いのかもしれません。
上記の例を踏まえると、婚活中の女子は「婚活」という言葉に縛られて、どうしても、「気持ち」の部分より、メディアや周りに影響を受けすぎて「頭」で見てしまう人が多いような気がします。
実際、「婚活に疲れた」という友達も、たくさんいます。私自身も30歳を過ぎて結婚していないため、家族や友達から「結婚しないの」と言われることが増え、焦りを感じていました。しかし、焦って結婚することを第一に考えていたら、男性のすべてが条件の羅列のように見えてきてしまい、嫌になったことがありました。今では、結婚はしたいときに、「たまたまいい人に巡り合えたら、結婚しよう」と軽い気持ちでいることにしています。
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