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広島カープ「壮絶すぎるチケット購入」の舞台裏 抽選券求めて飛び交う怒号、5万人超が殺到

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  • 伊藤 歩 金融ジャーナリスト
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ここ数年は約1カ月前から球場内に順番待ちの列ができ、おびただしい数のテントが発生していた。発売前日の2月末に整理券が配布され、その整理券に記載された番号の順に購入できるので、順番待ちの列は厳密に言うと整理券獲得のための列だ。ちなみに、1号テントの出没は、一昨年は2月6日、昨年は1月26日だった。

抽選券配布当日は、球団想定を上回る5万人が集まった(写真提供:ひろスポ!)

だが、今年は「テント村」は発生しなかった。なぜか。テント村対策として、整理券を抽選制にしたからだ。2月25日午前11時までに球場に来た人全員に抽選券を配布し、抽選結果を球団サイトで発表する方法が採用された。

当選枚数は、3月1日に購入できる分が1300枚、2日に購入できる分が800枚の計2100枚。この方法なら並ぶことに合理性はなくなる。実際には「1月24日夕方から25日未明にかけ、テント2張りが出たが、後日球団職員によって撤去された」(地元のカープファン)という。

1万人が球場に入れず、怒号も

しかし、テント村の発生は阻止できたものの、抽選券配布当日は、球団の想定をはるかに超える5万人が球場に殺到。大混乱となったのだ。

当日は早朝から多くの人が球場に詰めかけたため、午前11時から予定していた抽選券の配布開始時間を9時40分ごろに前倒しし、午前11時にゲートを閉鎖。この時点で球場内にたどり着いていた人をもって配布を強制終了した。

「11時までに球場に来た人全員」への配布ではなくなったことで、締め出された人は推定約1万人。怒号が飛び交う様子を報じたニュースは首都圏でも放送された。

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【カープのチケット販売だけなぜ混乱?】

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