そんなこんなで、3人だけで研修をスタートしようとテキストを開くように指示すると、突然ジロウさんがHow do you say “gakkyu-heisa” in English? (「学級閉鎖」って英語でなんて言うの?)と聞いてきました。
英語で学級閉鎖は?
日本では「学級閉鎖」というのを耳にすることが多いのですが、アメリカでは「学級閉鎖」自体があまり一般的でないので英語で聞いたことがありません。アメリカの中学や高校では教科によってメンバーが変わることがほとんどですので、1つのホームルームメンバーだけを休みにしても意味がないですよね。
それなら、日本と同じようにホームルームごとに授業をする小学校なら「学級閉鎖」があってもよさそうなのですが、
An elementary school in Shinjuku has temporarily shut down due to an influenza outbreak. (新宿区の小学校のひとつが、インフルエンザで閉鎖されています)
のように言うことができます。このschoolをclassに置き換えると、日本の「学級閉鎖」が英語で表現できると思います。
A few classes temporarily shut down due to an influenza outbreak. (いくつかのクラスが、インフルエンザで閉鎖されました)
ここで使われているoutbreakというのは「大発生」とか「大流行」という意味です。
どのくらいの人数で学級閉鎖になるのかは、地域によってかなり異なるようですが、1月に入って、お子さんの学校で学級閉鎖があったなんて話をポロポロと耳にしました。インフルエンザではなく、お子さんの学級閉鎖のせいで家にいなくてはいけなくなってしまい、会社を休んだ同僚もいました。
そんな話をしていると、ジロウさんがI might have come down with the flu.と言い出しました。するとハナコさん、慌てて不安げにOh no!! Really? You too? Do you have a fever too? (やだ!!本当に?あなたもなの?あなたも熱があるの?)とまくしたてます。
びっくりしたジロウさんは、すぐにNo, no, I’m just practicing the sentence. Don’t worry! (違う、違う、文を練習してるだけ。心配しなくても平気だよ!)と、ハナコさんに落ち着くように言い聞かせました。
Oh, good. I’m really worried about getting the flu! (ああ、よかった。私、インフルにかかるんじゃないかって、すごく心配なのよ)と安心したハナコさん。わかります、この時期はみんなちょっとナーバスになりますよね。Take good care of yourself, everyone! (みなさんも、くれぐれもご自愛ください!)
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