プロ野球オフに甦る「楽天初キャンプ」の記憶

18年オフも春季キャンプを前にFAが話題に

2005年、楽天が久米島での1次キャンプを打ち上げ、手締めをする当時の礒部選手会長(中央)らナイン=久米島(写真:共同通信社)

皆さんこんにちは、プロ野球解説者の礒部公一です。

2019年がスタートしました。今年のプロ野球開幕まで約2カ月半、春季キャンプのスタートまで約2週間となり、選手たちは自主トレを経て今から1年間戦う身体をつくっている最中だと思います。

本当にプロ野球のオフは短いもので、自分自身の経験からいえば、年末年始が過ぎてしまえばあっという間にキャンプインしていたような、そんな気がします。

プロ野球の自主トレでは何をしているのか

プロ野球では、1年目は“新人合同自主トレ”という形で新人全員が集まり、チームごとのコンディショニングチーム(トレーナーを含む、トレーニングメニューを決めるチーム)が引率し、トレーニングを行います。2年目以降からは各自でトレーニングメニューを考えて行うかたちが主流です。

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この「自主トレ」、よく聞かれる言葉ですが、メニューは選手によって本当にさまざまです。

私の場合はレギュラーがほぼ確約される若手時代はノックやバッティングなど技術練習を多めに入れていましたが、2002年以降は技術練習よりも体力強化、特に走り込みをメインにしたトレーニングを行っていました。

なぜならば、プロの世界にいればバッティング技術は年々向上していくものですが、ある程度の段階になると、そのレベルをキープするための身体づくりをすれば技術は落ちない、と考えていたからです。特に下半身中心の体力強化(めっちゃ苦しいヤツ!笑。走り込み・トレイルラン・筋トレなどですね)は効果的だと考え、率先して取り入れていました。

それともうひとつ、大事にしていたのは体幹トレーニングです。

簡単に説明すれば、腹筋や背筋、腕立て伏せなど、負荷を与えず自分の体重のみで行うトレーニングのこと。

トレーニング大流行の昨今では、皆さんご存じかと思いますが、実に地味でしんどいですよね(笑)。ですが、ケガをしにくい体をつくることや、ウエイトトレーニングではつくることのできないインナーマッスルを強化する目的に対しては、これ以上に効果的なものはないんです。ですから、しつこいようですが“地味でしんどいコレ(笑)”を、ほぼ毎日メニューに取り入れていました。

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