ベトナム武者修行する日本学生が増える理由 超実践型の海外インターンが人材育成に効果
「毎年、1000人近くの大学生がベトナムで武者修行をしている」
そう聞くと驚かれるかもしれませんが、修行と言ってもこれは武道の話ではなくて、海外でのビジネス研修の話です。
近年、語学留学ではフィリピンのセブ島留学の人気が高いこと(「新定番のフィリピン留学は、ココを見誤るな」2016年3月31日配信)を知っている人も多いでしょう。
では、ベトナムでのインターンシップが大学生の間でトレンドになっていることをご存じでしょうか。
海外での実践活動が就職活動に有利という先輩たちからの口コミもあって、海外インターンシップが大学生に人気です。もともとアメリカやカナダ、オーストラリアといった英語圏で参加するケースが多かったのですが、今はシンガポールやマレーシアなども含め東南アジアでのインターンシップが伸びてきています。
ベトナムでのインターンシップが人気の理由は
中でも特にベトナムの人気が高くなっており今回はその理由をご紹介したいと思います。
ベトナムの2018年上半期の実質GDP成長率は7.1%(2018年上半期 ベトナム統計総局)と非常に高い水準で成長しており、2016〜2050年におけるGDP成長率の予測(「The Long View How will the global economic order change by 2050?」PwC, 2017年2月)では、世界1位だとも言われています。
平均年齢(世界保健機関WHO中央値ベース、2015年)を見てみると、何と30.4歳(ちなみに世界で平均年齢が最も高いのは日本の46.5歳)。労働人口の多さからベトナムがますます経済的に発展するのは間違いないでしょう。
そんな発展著しいベトナムで、大学生は何をしているのでしょうか。
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