「飲み会も仕事のうち」は、社会人の常識? 部長、忘年会はつまらないんで欠席します!

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気が進まない忘年会をどう切り抜けるか

そうはいっても、忘年会は全員参加が事実上強制されていて、参加する以外に選択肢はないという人もいるかもしれません。このように気が進まない飲み会にどうしても参加しなければならなくなってしまったときは、どうすればいいのでしょうか。

ここで一番重要になるのは、飲み会の会場で「どこに座るか」です。

当然ながら、苦手な人の近くに座ってはいけません。なるべく楽しく話せそうな人、そうでなくてもめんどくさくなさそうな人の隣に座ることに、全力を注ぎましょう。これですべてが決まると言っても過言ではありません。「苦手な人との接触を避ける」のが、嫌な飲み会をやりすごす戦術の王道です。

それでもついうっかり、苦手な人の隣に座ってしまったらどうすればいいでしょうか。

そのときは、機を見て席を移ってしまうことをおすすめします。誰かがトイレに立ったタイミングに自分も立ち、その人の席と入れ替わるのもいいでしょうし、遠くの席に座っている人に挨拶をするという口実で席を移動するのもよいでしょう。電話がかかってきたフリをして一度廊下に出て、そのまま違う席に移るという方法もあります。

とにかく、苦手な人と関わらなければならない時間を1秒でも短くすることが肝要です。単純ですが、これがおそらく最良で唯一の方法でしょう。

みなさんが、平穏無事に忘年会シーズンを乗り越えられることを、心より祈っております。

日野 瑛太郎 ブロガー

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ひの えいたろう / Eitaro Hino

1985年生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。大学院在学中、就職するのが嫌でWebサービスの開発をはじめ、それがきっかけとなって起業をするが、あえなく失敗。結局、嫌で嫌で仕方がなかった就職をすることになる。経営者と従業員の両方を経験したことで日本の労働の矛盾に気づき、「脱社畜ブログ」を開設。ブログはたちまち月間約50万PVの有名ブログになり、現在も日本人の働き方に関する意見を発信し続けている。著書に『脱社畜の働き方』(技術評論社)がある。

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