飲み会続きでも「太らない人」が取る行動3選 食べたものを把握し早めに過剰分を調整する

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しかし、太りやすい人は「まだ2週間も余裕があるから大丈夫だ」と考えてしまいます。その結果、食べ癖から抜け出せなくなってしまい、忘年会で食べた分のカロリーを消費しきれなくなってしまいます。

太りやすい人は日頃からお菓子やジュースを口にしていたり、日常的に食べすぎの傾向があったりします。食事を1食抜いただけではやせないのと同じように、1食だけ食事量が増えただけでは太りません。「忘年会が続いて体重が増えてしまった」と言いますが、実は日頃の食生活にも原因があるのです。

やせている人は「2週間の余裕がある」とは考えず、48時間以内には体重を元に戻しています。つねに体を良い状態に保ちたいので、できるだけ早めに対処しようと考えます。また、時間をかけてついた脂肪は落とすのが大変だということを経験上知っているので、後になって苦労しないよう、48時間以内には元の体重に戻します。

忘年会後に体重を増やさないために、2週間の余裕があるとは考えず、翌日からすぐに食事を調整することが肝要なのです。

2. お酒の飲み方を工夫している

最近ダイエットの会話の中で「お酒はエンプティーカロリーだから飲んでも太らない」とも言われるようになってきました。「エンプティーカロリー」というのは、栄養がほとんどないため体に蓄積しないカロリーという意味なのですが、いくら飲んでも太らないわけではありません。

実際にアルコールは1グラム当たり7キロカロリーです。糖質やタンパク質が同4キロカロリー、脂質が同9キロカロリーあるのと比べると、アルコールも摂りすぎに注意したいということがわかります。

ダイエット中だからといって忘年会を断ったり、禁酒をしたりする必要はありませんが、なりたい体に合わせてお酒の種類や飲む量を考えるといいでしょう。

お酒にはビールやワインなどの醸造酒と、焼酎やウィスキーなどの蒸留酒があります。醸造というのは、原料と酵母を使ってアルコール発酵させることです。蒸留というのは、その醸造酒をさらに一定の温度で温めて、アルコールを抽出させることです。

醸造酒は原料を発酵させただけで処理がされていないので、アルコール成分が数十種類あります。それに比べて蒸留酒はアルコール成分が1種類しかありません。

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