羽生結弦とザギトワが世界一に君臨する秘密

フィギュア界を激変させたのは、あの「目」だ

ロシアの妖精はどんなトレーニングをしているのか(写真:毎日放送)

11月4日に行われたフィギュアスケート・GPフィンランド大会で優勝した羽生結弦。驚異的な演技で他を凌駕し、もはや“敵なし”の状態だが、実は、羽生が登場する前と後で、フィギュアスケート界に大きな革命が起きているという。

12月11日(火)よる7時からTBSテレビ系で放送される2時間特番『「教えてもらう前と後【羽生結弦とザギトワ最強の秘密★冬たまご驚きの健康パワー】」』(制作:毎日放送=MBS)で絶対王者の「強さのヒミツ」が明かされるとともに、平昌オリンピック後も盤石な強さを見せるアリーナ・ザギトワの驚きのトレーニング法までも明らかにする。

「目」で会場と一体化する羽生結弦の神業

フィギュアスケート・GPフィンランド大会において最高の演技で観客を魅了した羽生に、国内外から多数の賛辞が上がっている。今や絶対的王者となった羽生は、フィギュアスケートの歴史を変え、これまでなかった新たな価値基準を形成。男子フィギュアといえば、筋骨隆々の選手が多かったが、羽生の功績によってより表現力を重視されるようになった。

羽生を10年以上取材するライターの野口美惠さんによると、羽生が演目中の“目”にこだわり始めるきっかけとなった試合があると言う。

「2015年のNHK杯で、初めて300点を超えた試合です。初めて観客やジャッジ1人ひとりに目線を送ったんだそう。イナバウアーで反り返った時も、逆さの状態で見ていたと。曲はもちろんNHK杯という試合自体とも一体化し、“レベルの違う体感”を感じたと本人が言っていました」(野口)

そのために培われたのが羽生の目力だった。勇敢な印象を付けたい時の目、物憂げな時の目など、曲に憑依したように演じる。この徹底したこだわりが、世界に類を見ない圧倒的な表現力のカギといえそうだ。

平昌オリンピックの女子シングルで金銀を獲得したロシアのトップ選手、アリーナ・ザギトワ、メドベージェワを教え子に持つ世界最高峰の振付師も羽生を絶賛する。

次ページロシアの妖精を生み出す「サンボ70」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 「生活定点」で振り返る平成
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
衰退か再興か<br>アトキンソンと考える<br>日本の生存戦略

急激な人口減少と高齢化の先に待ち受ける地盤沈下を避け「日本再興」を進めるには、従来の常識にとらわれず新しい発想で問題に取り組むことが必要だ。最低賃金の引き上げを含む3つの生産性向上策を軸に、日本が生き残る道を探った。