羽生結弦とザギトワが世界一に君臨する秘密 フィギュア界を激変させたのは、あの「目」だ
紀平といえば、今年、初出場したグランプリシリーズで、トリプルアクセルを成功させるなど見事な演技を見せ大注目を浴びている選手。彼女には、フィギュアスケーターの姉がいる。
8月の国内大会で12歳ながらトリプルアクセルを成功させた吉田にも、姉がいる。
10月の選手権で、5種類もの3回転ジャンプを飛び、2位に大差をつけて優勝した本田においては、エリートスケート兄妹の“末っ子”だ。長男の太一(たいち)と姉の真凛(まりん)は国際大会で活躍するトップスケーター。そして3歳上の姉、望結(みゆ)は、女優、タレントとして活躍しながらも、全日本ジュニア選手権に出場するほどの実力派スケーターだ。
「いちばん下の末っ子なので、お兄ちゃんとかお姉ちゃんのうまいところを見習ったり、頑張っている姿を見て自分も頑張ろうって思う。ジャンプはお兄ちゃんだと4回転とかトリプルアクセルを飛べるので、教えてもらったりとかしていて」(紗来)
幼い頃から兄や姉の演技を目にする利点
妹の利点は兄や姉の演技を、目の前で見て幼い頃からコツをつかみ、早い段階で高度な技を習得できることだ。
フィギュアを始める時期も早くなり、きょうだいと同じレベルの練習を行う。結果、自然と能力が高まり、強い選手へと成長していく。
大会の度に、新たな成長を見せてくれる日本の妹世代。2022年の北京冬季オリンピックまでにどれほど成長を見せてくれるのか、世界中のフィギュアファンが熱い視線を送っている。
(敬称略、構成:両角晴香/ライター)
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