「東大合格者」が使っていた参考書の共通点

受かる人はどうやって参考書を選ぶのか

当然ながら、逆のケースもあるはずです。大多数が使う参考書Aには載っていたけれども、少数が使う参考書Bには載ってない知識がテストに出題された。Aを使っていた大多数の受験生は得点でき、Bを使っていた受験生は得点できません。

参考書AとBの内容は優劣がつけがたく(つまり人気の差だけ)、どちらのケースも同じ配点であるならば、Aを使おうがBを使おうがリスクの確率は同じです。しかし、参考書Aに載っている知識が出題されたときは、Bを使っている人は「大部分の人に」点差をつけられてしまうのに対し、Aを使っている人はBに載っている知識が出題されたときには「ごく一部の人に」点差をつけられるだけで、相対的には順位は下がらないのです。

試験では知識がない人から落とされる

皆さんは試験を「他人よりも優れた人が選抜される」イメージでとらえているかもしれませんが、実際には「知識のない人から落とされる」イメージのほうがより正しいと言えます。

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とはいえ、「いちばん売れている参考書を使わなければ受からない」と言いたいわけではありません。受かる人はそういう選択をする傾向にあるということです。冒頭にお話しした東大生へのインタビューでも、9割が“使っていなかった”単語集で勉強し、合格した人もいたわけです。

最近はネット上のカスタマーレビューも充実していますし、評判の悪い本は早々に排除されます。つまり、「それを使ったら合格できない」ほどヒドい内容の本は、すでに淘汰され、並んでいないとも言えます。

ゼロから選ぶのであればいちばん売れているものをお勧めしますが、もしすでに購入済みで使い始めている暗記本があるのなら、それをやり切るほうがいいと思います。「いろいろな参考書に手を出したけれど、結局1冊も覚えられなかった」という事態だけは避けてください。

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