GAFA以降のゲームルールにどう立ち向かうか

彼らの目指すもの、つまるところ金儲け

4人の騎士たちは何を目指しているのだろうか?(画像:Four Horsemen of Apocalypse, by Viktor Vasnetsov. Painted in 1887)

本書『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』は、Google、Apple、Facebook、Amazon(GAFA)という巨大テクノロジー企業4社を、それぞれが地上の4分の1を支配し、剣、飢饉、悪疫、獣によって「地上の人間を殺す権威」を与えられた、ヨハネの黙示録に登場する四騎士になぞらえている。

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そして、神にも擬せられるほどの力を持つようになったGAFAは、人類の生活とビジネスのルールを根本から変えつつあり、これからも変え続けると予言するのである。

GAFAがどれだけ巨大かを示す一例として、GAFAにIT企業の老舗であるMicrosoftを加えた5社の株式時価総額を見てみると、この書評を書いている8月24日現在、総額は4兆1579億ドル(約461兆円)にも達している。

Alphabet (Google) 8492億ドル(約94兆円)
Apple 1兆440億ドル(約116兆円)
Facebook 5042億ドル(約56兆円)
Amazon 9293億ドル(約103兆円)
Microsoft 8312億ドル(約92兆円)

ドイツをも上回る経済規模

日本の2017年の名目GDPが4兆8721億ドル(約541兆円)だから、この5社だけで世界第3位の経済大国である日本の85%の経済規模に達しており、第4位のドイツをも上回っている。

因みに、日本最大の株式時価総額を誇るトヨタ自動車でさえ20兆円足らずだから、その規模感の違いに圧倒されるばかりである。

好き嫌いは別にして、今日、私たちがGAFAに関わりを持たずに生きることはほぼ不可能である。 ※GAFA+マイクロソフトの時価総額の推移

次ページあらゆる競争相手を粉砕できる力を手にしているGAFA
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