ナイキ創業者「日本人は挑戦できる人たちだ」

フィル・ナイトが「日本を熱烈に愛する」理由

笑顔で「日本への愛」を語るフィル・ナイト氏(筆者撮影)
発売から1年足らずで20万部を突破、「2017年最高の書」と高い評価を得たナイキ創業者の自伝『SHOE DOG(シュードッグ)』。
米Netflix社が同書の「映画化権」を取得、日本でも「ビジネス書大賞2018」で大賞を受賞するなど、2018年も話題になり続けている。
「ナイキは日本から生まれた」とも言えるほど日本と関係が深く、日本好きなナイト氏本人に、日本人へのメッセージを語ってもらった。

ナイキ本社にはなぜか「日本庭園」がある

アメリカ・オレゴン州ポートランドは、アメリカで最も住みたい街と言われる。食やファッションなどライフスタイル全般で注目を集める都市だ。昨今のシリコンバレーの生活コスト暴騰から、生活の質の向上を求めてポートランドを目指すエンジニアも少なくない。

ポートランド郊外、ビーバートンに本社を構えるのが、世界で最も有名なスポーツブランド、ナイキだ。東京ドーム約35個分の広さを誇り、あらゆる競技の施設が用意されているキャンパス(ナイキでは本社の敷地をこう呼ぶ)の中心には、広々とした池がある。

ナイキ本社にあるNissho Iwai Garden(筆者撮影)

その池を望む社員の憩いの場には「Nissho Iwai Garden」(日商岩井ガーデン)がある。春になると桜並木が満開になる日本庭園は、ナイキの成立と日本との間に深い関係があることを物語る。

そんなナイキ本社で、創業者のフィル・ナイト氏へインタビューすることができた。ここでは、ナイト氏が本に著したナイキと日本について、そして現代の人々へのメッセージに迫りたい。

次ページ「みんなの知らないナイキの物語を書きたかった」
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