妻が温度差を感じる「イクメン度自己評価」 家事分担は妻:夫=7:3と考える夫が多いが…

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一方で、現実の夫の分担割合は、夫の言い分より妻の認識のほうが低くなっています。夫婦ともに正社員の共働き世帯では、夫の分担割合についての夫の言い分は「3割」25.5%が最も高く、「5割」24.4%がほぼ同水準で続き、平均すると3.4割です。

これに対し、妻の認識によれば、夫の分担している割合は「1割以下」30.1%が最も高く、「2割」28.2%がほぼ同水準で続き、平均すると2.5割と、夫の言い分に比べ低くなっています。同様に、夫は正社員・妻が非正社員の共働き世帯では、夫の言い分では「2割」が28.2%と最も高く、「3割」が22.8%と続き、平均すると2.8割であるのに対し、妻の認識は「1割以下」が43.0%と最も高く、「2割」が24.8%と続き、平均2.1割と夫の言い分よりやはり低くなっています。

専業主婦の世帯については、夫正社員・妻非正社員の共働き世帯と同様の傾向となっています。

妻は夫が思っているほど、家事・子育ての分担を夫が実際にしているとは感じておらず、夫と妻の間には認識のギャップがあるようです。一度、家事・子育ての棚卸しを行ない、家事・子育ての全体像を共有したうえで役割分担をするなど、夫婦でこまめに話し合って現実的なところを調整すれば、ギャップの解消につながるのではないでしょうか。

女性が第1子出産を機に仕事をやめた理由1位は?

第1子の妊娠・出産時に仕事をやめた25~44歳の既婚女性に理由をたずねたところ、「子育てをしながら仕事を続けるのは大変だったから」52.3%、「子育てに専念したかったから」46.1%、「自分の体や胎児を大事にしたいと考えたから」41.8%が理由にあげられているのが目立ちます。

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