ボルボ「S60」、米国で勝負かける新型車の真価

これは第2成長期に入った証しだ

ボルボ主催のメディア向けの屋外パーティでも、新型S60を展示(筆者撮影)

6月20日、アメリカ東海岸のサウスカロライナ州チャールストン郊外のボルボ工場で、セダンの新型「S60」の世界初披露が行われた。

ボルボ初の米国工場、および新型「S60」を公開

この日はボルボ初となるアメリカ工場のメディア公開も兼ねており、8月後半から生産が開始される新型「S60」はボルボの北米戦略を象徴する存在である。

ボルボ新型「S60」をお披露目した、ボルボのサミュエルソンCEO(筆者撮影)

新型「S60」のボディ寸法は、全長4761×全幅1850×全高1431mm、ホイールベースが2872mmだ。エンジンラインアップは4系統あり、北米仕様の場合は前輪駆動の「T5」が直列4気筒・排気量2000㏄で最高出力250馬力、四輪駆動の「T6」が同エンジンを高性能化させた316馬力、プラグインハイブリッド車でボルボがツインエンジンと呼ぶ四輪駆動の「T8」が313馬力、そしてハイパフォーマンスな「T8 ポールスター エンジニアード」が328馬力とした。

S60のライバルはメルセデスベンツ「Cクラス」、BMW「3シリーズ」、アウディ「A4」、レクサス「IS」などが想定される。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

1927年創業のボルボといえば、「安全性能の高いクルマ」として世界的に名高い。また、北欧独特のデザインセンスに魅了される人も多いファッショナブルなブランドである。

今回のチャールストン工場、および新型「S60」の公開には、スウェーデン・ヨーテボリ市のボルボ本社から研究開発、商品企画、デザインの幹部も参加し、各部門の関係者と意見交換することができたので、その詳細をお伝えする。

次ページまずは、デザイン
自動車最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「日本の外交」超入門
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • 若手社員のための「社会人入門」
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
背水のフジテレビ<br>500日の苦闘

日枝会長が退き宮内新体制が発足してから1年半。増益に転じたが視聴率は低迷を続ける。長寿番組の打ち切りが象徴する大胆な編成改革に加え、組織もコストも抜本的に見直した。背水の陣を敷く同社の人間ドラマを追う。