「カローラハッチバック」乗ってわかった実力

トヨタが送り出す12代目は何が進化したか

初代から数えて12代目のカローラが登場する(筆者撮影)

日本の大衆車として1966年に初代が誕生したカローラ。その12代目が登場する。6月26日に正式発表を控える「カローラハッチバック プロトタイプ(仮称)」だ。

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日本車でいえばホンダ「シビック」、マツダ「アクセラ」、スバル「インプレッサ」、輸入車ならフォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」などのいわゆる「Cセグメント」に分類される。日本では「オーリス」として売られてきた車種を事実上引き継ぐモデルとして、米国では「カローラiM」の後継モデルとして登場する。

大衆車の代名詞でもあるカローラの名前を冠しながら、全長4370×全幅1790×全高1435mmと、横幅1700mmを超える「3ナンバーサイズ」のボディを持つ。今回はそのプロトタイプ(試作車)を1台10分の短時間ではあったもののクローズドコースで試乗できたので、リポートをお届けしたい。

計算上10秒に1台がユーザーの手に渡ったカローラ

これまでカローラは154以上の国と地域で販売され、世界累計販売台数4600万台、生産工場は16拠点にも及ぶ。12代目カローラの責任者である小西良樹氏(トヨタ自動車MS製品企画ZEチーフエンジニア)は、「計算上10秒に1台、ユーザーの手に渡ったことになる」と語る。ちなみに、二輪の大衆車であり同じくグローバルカーであるホンダ「スーパーカブ」は1958年の初代誕生から59年間で生産累計1億台を達成している。

小西氏は続けて「12代目カローラは次の50年に向け、若いユーザーに届けたい」という。そのために基盤となる車づくりは世界基準を見据えながら、6月26日に発表される新しいトヨタの通信技術「コネクティッド」と、車本来の楽しさである「デザインと走行性能」の2つの柱をコンセプトに開発が進められた。

コネクティッドでは、通信技術を活用したIoT(モノのインターネット)をこれまで以上に車内へと採り入れることで、移動の空間であった車内に快適性を向上させることができるという。

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