インプレッサは、なぜプリウスに勝ったのか 日本カー・オブ・ザ・イヤー「一騎打ち」の裏側
12月9日、今年の「年クルマ」を選出する「日本カー・オブ・ザ・イヤー(略称:COTY:Car of the Year Japan)2016-2017」の最終選考会が行なわれ、スバル「インプレッサ スポーツ/G4」がイヤーカーに選ばれた。
輸入車部門はアウディ「A4」シリーズが受賞
COTYは1980年から開催されているが、スバルの受賞は2003年の4代目レガシィ(BP/BL)以来、13年ぶり2度目である。最も上位の輸入車に与えられるインポート・カー・オブ・ザ・イヤーはアウディ「A4」シリーズが受賞した。
今年のノミネート車両は2015年11月1日から2016年10月30日までに国内で発表/発売されたモデルで、この中から1次選考で選出された10台のモデル(10ベスト)を対象に採点が行なわれる。今年度はニューモデルの登場は例年に比べて少なかったものの、どれもが各メーカーの次世代に繋がる基幹技術が盛り込まれたモデルが多かったように感じた。
実は筆者、今年からCOTY選考委員を勤めさせていただいている。本音を言えば、最終選考会に残った10台のモデル全てに10点満点を入れて上げたい気持ちではあるものの、採点にはルールがある。
そして59人のCOTY選考委員による配点の最終結果が下記である。
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