崩しすぎない「クールビズ」着こなしのコツ

夏場の軽装が日本人をダサくしてしまった

各メーカーが「クールビズ用」と打ち出しているポロシャツはちゃんと襟が上がっている。まずは無地の黒を選んでおけば問題ない(写真:岡戸雅樹)

しかし、ここで忘れてはならないのが、ポロシャツといえど、あくまでドレスシャツの代わりだということです。

「真夏はポロシャツでもいいですよ」といわれ、特に何も考えず「スポーツタイプ」のポロシャツを着ている人がいますが、これは絶対にやってはいけない選択です。

スポーツタイプのポロシャツは、スポーツをするときに着用していたシャツの簡易版として発展したもので、暑苦しくなく、動きやすく、汗がたまらないように、首回りがシンプルに仕立てられています。

つまり、シャツに見られる台襟(襟の部分を支えて高さを出す部分)がなく、首回りに直接襟がくっついているものが一般的です。

台襟がないと襟に高さがなく、シャツの象徴的存在である襟が目立たず首元に一体化します。どちらかというとTシャツのような首回りのデザインとなります。

一方で台襟があるポロシャツは、襟に高さが生まれ、顔の近くまで襟が届き目立つようになります。どちらかというとシャツに近いデザインになります。

スーツの場合、襟の高さがないとバランスが崩れてしまいます。礼服であるほど襟は高くなるし、ネクタイを締めて高さを強調します。ここに高さがないとかっこよく見えないわけです。

クールビズをダサく見せないポイント

クールビズは「いかに完成形であるスーツから離れないか」がダサく見せないポイント。同じポロシャツでも台襟のあるものを選ぶことで「よりシャツに近いイメージ」でドレスライクな印象を作ることができるのです。

『世界一簡単なスーツ選びの法則』(ポプラ新書)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

ちなみにユニクロでは、台襟があるポロシャツを毎シーズン扱っています。品名に「シャツカラー」と入っているのがそれです。

襟だけで印象が変わるのか? 

と思うかもしれませんが、ぜひ一般的な台襟なしのポロシャツと、台襟のあるポロシャツを試着してみてください。シャツカラーのほうが大人っぽくスーツライクな表情になることに気づくでしょう。仕事で着用するなら、台襟のあるポロシャツを選ぶことをルールと決めてください。

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