今年から本格的にスタートした「FUN+WALK PROJECT」。スポーツ庁の官民連携プロジェクトとして、スニーカー通勤など歩くことを推奨している取り組みで、すでに三菱地所や東急電鉄など大手企業が参加しています。
ポジティブに受け止める人も少なくない一方で、スーツにスニーカーという組み合わせに違和感を覚えるビジネスマンもいるでしょう。
延べ4000人を超えるビジネスマンのファッションの買い物に同行してきた経験やノウハウから、「スーツに合わせるスニーカーの最適解」についてお伝えします。
その流れは世界規模か!?変わるドレスコードの常識
アメリカの大手銀行JPモルガン・チェースが、ジーンズ・スニーカーもOKという服装規定を導入した昨年6月。同じ頃、伊藤忠商事は「金曜日は『脱スーツ・デー』」と打ち出しました。ハイアット ホテルズ アンド リゾーツのアンダーズ東京やマニュライフ生命も、ジーンズをオフィスカジュアルとして許容しているそうです。
また、昨年ユニクロがビジネスパーソンを対象に実施したアンケート調査では、約8割がジーンズ着用に理解を示しているという結果が出たそうです。ビジネスファッションにおけるこれまでの既成概念が徐々に変わりつつあるのではないでしょうか? ただし、その本質はカジュアルな装いというわけではなく、顧客に合わせた装いだと私は見ています。
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