ジャケットにシャツインするジャケパンでは、合わせるパンツ次第で印象が変わります。いちばん堅い英国式ジャケパンではウールスラックス、また、綿素材のスラックスともいうべきチノパンで合わせたミラノ式ジャケパン、さらに、カジュアルの代表格ジーンズで合わせたフロンティア精神たっぷりのシリコンバレー式ジャケパンがあります。
スニーカーに合わせるならば、英国式のジャケパンよりミラノ式やシリコンバレー式のジャケパンが相性がいいでしょう。特にジーンズを合わせる場合、オフィスカジュアルだからこそ、その風合いが大切です。色落ちが少なく濃紺のキレイめなジーンズを選びます。
また、ジーンズの場合、ピタッとしたジャストサイズが求められます。昨今、ポリウレタンという伸縮素材が入っているため、多少ピタッとしていたほうがスッキリ見えます。カジュアルではなくオフィスカジュアルだからこそ、清潔感という視点からも、ピタッとしたサイズが合うのです。
クールビズで加速するカジュアル化
5月から今年もクールビズがはじまりました。衣替えという節目だからこそ、ジーンズ・スニーカー導入という企業がこれからさらに増えるのではないでしょうか。特に、ジーンズは親しみやすさやクリエーティブな印象を与えられるため、イノベーションが求められつつある昨今のビジネスシーンに台頭してきたアイテムです。
ジーンズ・スニーカーなどカジュアルアイテムをオフィスカジュアルとして取り入れるとき、既存のアイテムを合わせるのではなく、新たなアイテムに合わせコーディネートを考えましょう。同じように見えるグレーのパンツであっても、素材次第でその印象は変わり、組み合わせ方が変わるからです。
スーツの場合、ネクタイの合わせ方だけ考えていればよかったかもしれません。ところが、選択肢が増えたことでコーディネートの重要性が注目されています。男性はアイテム単体で見がちですが、「着合わせ」という視点からオフィスカジュアルを見たとき、新たな発見があることでしょう。
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