TEDxKidsの男に学ぶ、やわらか頭の作り方 キッズたちもグローバルシフト!

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頭が固いと、発想が固くなる

発想に柔軟性がないと「頭が固い」と言いますよね。また、逆に柔軟性があることを「頭が柔らかい」と表現します。科学的なデータは確認できなかったのですが、あれは事実だと思います。

物理的に「頭が固い」と、発想的にも「頭は固い」のです。もちろん頭は頭蓋骨によって守られていますので、頭全体が柔らかいということはないのですが、頭蓋骨を覆っている筋肉の部分、そして筋肉を覆っている頭皮の「やわらかさ」が発想の「やわらかさ」につながるとわたしは考えています。

では、なぜ頭皮や筋肉は固くなるのでしょう? 固くなるのは、筋肉が緊張するからです。本来、生活の中で筋肉は緩んだり、緊張したりを繰り返します。これが必要以上に緊張状態が続くと血流が悪くなり、筋肉や頭皮が硬くなってしまうのです。

みなさんも肩懲りや首懲りで悩まれるでしょう? あの“コリ”は感じられないところにも現れていて、本当は頭にも“コリ”は生じているのです。これは実際に頭をもんでいくとわかるようになります。

マッサージの方法

美容室での“ヘッドスパ”もお勧めですが、自分で意識して手でもんでみるのもよいです。なぜならば、頭が固いことが自分でわかるようになるからです。固さ・柔らかさは、頭蓋骨の上で皮膚が大きく動くか小さくしか動かないかでわかります。手でマッサージするときのポイントは、頭全体を大きくつかみ、大きく動かすようにもんでいくことです。少しずつ場所を変えながら全体をもみます。頭頂部は特に引っ張られるポイントになりますので、可動しにくいかもしれませんが、固いところこそ、血流をよくしてあげることが大切です。

自分の手でマッサージするのが面倒くさいという方には、ちまたにはヘッドマッサージグッズがあふれていますので、ぜひ使ってみてください。写真でご紹介するグッズは、東急ハンズやロフトでも扱っています。オフィスに置いておいてもかさばりませんし、仕事をしていて「アイデアが浮かばない!」というときには、ペンを片手に、マッサージグッズをもう片手に持ち、頭をもみながら考えると、よいアイデアが浮かんだりします。

手でもむときも、グッズでもむときも、固い部位を感じると思います。それは、頭部の“コリ”なのでほぐすようにもみ込んでください。目安は「イタ気持ちいい」程度。急にやりすぎても皮膚によくないので、「あー、スッキリしたなぁ!」くらいで日常的に実施されることをお勧めします。

これは男性だけでなく、女性にも必要です。女性はよくフェイスマッサージをしますが、顔も頭皮も同じ1枚の皮でつながっているので、フェイスマッサージだけではフェイスリフトアップの根本的な解決になりません。ぜひ、彼女にも伝えてあげてくださいね!

また、わたしのオススメは、マッサージグッズを人にプレゼントすることです。 いつも企画書を通してくれない頭の固い上司やチームリーダーに、プレゼントしてみましょう。日頃の感謝として「いつもありがとうございます!」というメッセージを添付して使ってもらうようにすれば、考えが柔軟になり、企画書を受け入れてもらえる割合が増えるかもしれません。

頭のやわらかい青木さん。その柔軟性の理由とは

今回の記事のために、あらためて青木さんに、「青木さんと頭の固さ・柔らかさについて書こうと思うのですが……」と相談したところ、「ああ、アレ、気持ちいいよね! ヘアサロンから帰ってくるときには、肩が軽くなって帰ってくるよ~~」とのこと。

わたしは、青木さんを見ていて、驚かされる点が多くあるのですが、なにより驚かされたのは、“柔軟性”です。TEDxKidsにかかわる人は、登壇者、参加者、協賛者、イベントを支えるボランティアなど。付き合いが長い人もいれば、短い人もいます。皆、バックボーンもボランティアしてくれるコミットメントやかける時間も変わってきます。この多様な人たちが一緒になって、アイデアを共有するためのコミュニティを作ります。

次ページ11月4日、要注目です!
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