結局、全身転移はしていなくて初期のガンだとわかりました。青木さんはこれをきっかけに、子どもが自分たちで未来を切り開くための機会をどのように提供したらよいか考えました。青木さんは子どもの頃、ディスカバリーチャンネルが大好きだったそうです。画面を通して伝わってくる“生”の世界にたいへん感銘を受けたそうです。そんな思いを今の子どもたちにも感じてもらいたい。“現代版リアルディスカバリーチャンネル”を彼らが体験できるように、“生の人たち”が話すスタイルのTEDxKidsを始めることにしたのです。
TEDxKidsのスピーチに出会った子どもたちが、いつか大きくなり、将来、自分たちの活動について話すときに、「イベントで聞いた話がきっかけになった」と言ってくれるような活動をしたい、と青木さんは語ります。
TEDxKidsの男は“ヘッドスパ”愛用者
そんな青木さんとは、とあるイベントで出会いました。彼はボランティアのスタッフとよいコミュニケーションを取り、プログラムを作り上げていく、その手法についてのスピーカーでした。魅力的なイベントを作り上げるために、どのようにボランティアのモチベーションと横のつながりを作っていくか、未来を共有していくかという話はとても興味深く、その後も青木さんと話をする機会をいただきました。
そこで、美容室に勤める人間として、印象的だったことがあります。
青木さんの事務所と弊社の美容室が近かったこともあり、美容室へお誘いした際、青木さんが「ヘッドスパありますか?」と聞いてこられたのです。男性に“ヘッドスパ”を聞かれるのは意外です。理由を聞いてみると「あれ、気持ちいいんですよね~~~」とのこと。かなりのリフレッシュになるとのことでした。「男性の“ヘッドスパ”=抜け毛対策」のようなイメージも持たれることが多い中、義務的にではなくリフレッシュに活用されているのが、とてもいいな!と思いました。
もちろん“ヘッドスパ”は、抜け毛や薄毛予防になります。しかし、それ以上に仕事のうえでも大きな効果をもたらせてくれるのです。
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