日本株はゴールデンウイークを無事乗り切ったものの、輸出企業を中心とした慎重な会社計画が嫌気され完全には波に乗り切れていない。そんな状況下で、カリスマ投資家の内田衛氏はどんな取引をしていたのか。なんと久し振りの「新規信用売り」で思わぬ苦戦を強いられ、損失を被ることに。
いつものように「投資日記」で振り返ってみよう。
マネックスグループの「売りポジション」をどうする?
【4月23日 月曜日】先週末の日経225先物は、110円安の2万2050円、NYダウは、201ドル安の2万4462ドル。1ドル=107.66円、1ユーロ=132.30円。
11時03分、ネット証券のマネックスグループ(8698)を550円で5000株買い返済をして、24万8616円の利益確定。信用新規売りは、4月18日に600円で5000株。本当は500円以下で買い戻したかったが、なかなか下げてくれないので、ひとまず50円幅下げたところでの手仕舞いとした。まだ、売りポジションは、4月12日の寄り付きで売り建てした536円で5000株が残っている。終値は22円高の575円。出来高は、1億681万2300株とみずほFGに次いで第2位とまだまだ多い。日経平均株価は、74円安の2万2088円。19時、米10年国債利回り2.99%と上昇し、1ドル=108円台と円安進む。
【4月24日 火曜日】日経225先物は、110円高の2万2210円、NYダウは、14ドル安の2万4448ドルと4日続落。今日は、4月権利付最終売買日で、保有銘柄ではトーセイ・リート投資法人(3451)。平均取得価格10万8428円で20口保有中。本日終値は、700円高の11万5500円。
リートの売買は何度かあるが、分配金を取るのは、今回が初めて。2017年12月18日発表の分配金予想は、4月が3419円、10月が3252円で計6671円。今日の終値で計算すると分配金利回りは5.77%と上場リート59社中、第7位の利回り。さらにGMOクリック証券で貸株をしており、貸株利回りが1.0%(毎週見直しがあるが、最近は1.0%が続いている)あるので、合計6.77%とリート分配金利回りトップのいちごホテルリート投資法人(3463)の6.46%を上回っている。日経平均は、190円高の2万2278円。1ドルは、109円台と円安進む。また、仮想通貨のビットコイン(BTC)は、1カ月半ぶりの1BTC=100万円を回復してきた。
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