さて、ここからは恒例の競馬コーナーだ。
政局は「寸前暗黒」だが、それよりは気楽に参加できるのが競馬である。吉例に従って、週末の「春の天皇賞」(4月29日、京都11R、芝3200m)を予想してみよう。
格式の高いレースではあるが、実は1番人気が意外と来ない。「昨年の優勝馬キタサンブラックは1番人気だったじゃないか」って? あれは前日までサトノダイヤモンドが1番人気で、当日朝になってオッズが逆転しているのだ。ということで、今年も1番人気のシュヴァルグランは、少し割り引いて考える方が良さそうだ。
「春天」はレインボーラインを本命に
逆に2番人気は比較的信頼に足る。ということで、狙い目はレインボーライン。過去にこのレースを制したフェノーメノ、ゴールドシップと同じステイゴールド産駒だ。NHKマイルで3着、菊花賞2着、天皇賞秋3着など、忘れた頃に穴をあける地味な存在であったが、前走の阪神大賞典の勝利で一皮むけた。今回がいよいよ「初G1獲得」になりそうな予感。
相手探しは、このレースで実績があり、5頭も出ているハーツクライ産駒から。好調川田将雅騎手が騎乗するサトノクロニクル、勝率の高い1枠を引いたチェスナットコートを指名しておこう。
JRAではこの週末から6週連続でG1レースが続く。政治・外交から経済・金融、そして競馬まで見所は盛りだくさん。引き続き当欄のご愛読を切に祈る。
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