46歳妻が「夫の不倫は自分が原因」と思うワケ 不倫相手の部屋に入り浸っていることが判明

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「話はしてあげなくとも、揚げ足を取られないよう食事の用意はちゃんとしている」と自慢していた方は、「そんな食べ物など食いたくない」と夫が言い出し、外で食べるようになりました。成人した子どもたちも見習うようになり、その家族は既定路線を走るようにバラバラになりました。

たかが主婦の意地っ張りがそこまでと考えないでください。心が伴っていないのに妻の責任は果たしているという自信たっぷりの浅はかさが、蟻の一穴となりました。この薄っぺらな性格が、育児や対人関係にも及ぶのです。彼女はいま、とても孤独な人生を送っています。

目の前の人を無視する行為は、その人を尊重していればできないことです。浮気されてその愛情に気づく人も、傲慢だったというほかありません。社会には闘わなければならないことがいっぱいあります。夫婦は最小単位の相棒なのです。その相棒と何年も会話を拒否するなど、これほど非生産的で罪深いことはありません。猛省すべきです。

人生は芝居ではない、正直に生きよう

夫君が自然に彼女と別れてくれるのを待ちながら円満家族を装うのは、賛成できません。相手と深みにはまっていくのを眺めているだけになるかもしれず、別れが長引けば、あなたの芝居が時間切れになります。まずは近所の人が目撃した親しげな女性は誰かと聞き、あなたの正直な心情を伝えるべきです。

もちろん白ばっくれるでしょう。でもそれを近所の人から聞いた途端あなたがパ二クって、これまでのつれない態度や意地っ張りを悔いたことと、反省と謝罪を伝えるべきです。夫に素直になることに何のためらいがいるでしょう。今の彼の家族への態度に、そんなに強情な人ではないと感じました。罪の意識からとも考えられますが、愛情が冷めていればできないことです。

知らぬふりをすることはあなた自身を偽り、それは子どもやその他の対人関係に影響し、自分自身に返ってきます。世界一のあなたの相棒に、正直に生きましょう。一度に白黒はっきりさせるべきか、疑わしいことはその都度問い徐々にうそをつけなくしていくほうがいいのか、彼の性格をよく読んでください。

今の彼なら、子どもたちと出かける時間を約束させたりして家庭での彼の居場所を増やしていくのも、効果ありと見ました。

ミセス・パンプキン 『最強の人生相談』『一流の育て方』著者

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立命館大学卒業。ビジネスパーソン向けの家庭問題・人間関係・人生相談の専門家として、東洋経済オンラインで2012年より執筆。最新刊は『最強の人生相談』(東洋経済新報社)。息子であり、『最強の働き方』(東洋経済新報社)の著者であるムーギー・キム氏との共著に、『一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』(ダイヤモンド社)がある。ミセス・パンプキンへの相談は、こちらのメール、あるいは相談受付サイトで受け付けています。なお相談件数多数につき、過去に類似する相談があった場合には取り扱いません。ぜひ、これまでの連載をご参照ください。男性からのご相談も歓迎しております!

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